生きています

過去記事をみたら、「五年後に首を吊っている自分しか想像できない」って書いてた。


2009年の記事です。今がだいたい五年後です。現状を続けられるなら、病気や事故に遭わない限り、五年後も生きていると今は思っています。でも、あの頃あのまま生きていたらやっぱり死んでいただろうなと今でも思います。


相変わらず人生落伍者です。将来の展望はほぼゼロです。つらいことも多々ありますが、「わたしの」つらさである限りは、最終的には受け入れられるかもしれないと思っています。他人の、「誰かの」目を通して自分をみている時は死にたくなります。私の「誰か」はおおむね母でした。気がつけば母は私の中にいて、私を通して生きようとしていました。


あの頃の私は、母が死ねば自分も死ぬのだと思っていました。母が死ねば私も「死ななくてはいけない」のだと思っていました。なぜなら、私は母なので、母が死んだら私の人生もゼロにならなくてはおかしいからです。
そして、いつのまにか私は母の母になりました。母の母親になって、母を子としてあやして、母のために人生を尽くそうとしていました。しかしそれは確実に、私という個体にとっては死に等しいのです。


今のところ死にたくはないです。でも、誰かに(母以外の誰かにも)心を支配されそうな時、心の権利を他人に譲り渡してしまいそうな時はやっぱり死にたくなります。


きりよく五年後なことに気がついたので、試しに日記を公開設定にしてみました。
あいかわらずはてな記法について覚えていません。