生きています2

とてもふつうに生きています。

この場合の「ふつう」はノーマルという意味の普通ではなく、大禍なく、まあまあ無事に生きているという意味での「ふつう」です。

ノーマル的な意味のふつうではおそらくない。

えっちらおっちら生きています。

 

もはや「普通のしあわせ」など望むべくもなく。

手に入らなくなると確信できてやっと安心する「しあわせ」は呪いのようだなあと思います。

特に幸せがほしかったわけではないのですが、それを望まなくてはいけないという圧力、内面化されていた社会規範をもっと早く捨てられてたらなという気がします。

非常にぶっちゃけると、結婚する可能性を考慮に入れて生きなければならないみたいな覚悟、まったくいらなかったです。くそくそのくそです。

結婚したいと思ったことは一度もなく、結婚しなくてはと焦ったことも一度もないのに、それをしなくては自分が欠落した人間のように感じられる社会規範。

パートナーなどいなくても人は生きられるしパートナーがいたって死ぬ人は死にます。

「家族のために生きることの素晴らしさを認められないやつは不幸」なんていう呪いの言葉はくしゃくしゃに丸めてぽいです。中指立てて「し!ね!」と言ってやりたい。

わたしが欲しいものはわたしが決めていいのだ。